2020年を振り返る
例年と同じく1年の振り返りをしつつまとめたいと思います。
研究
3月に大学院の博士前期課程を修了し、修士論文をまとめました。タイトルは「Emotion Recognition using Machine Learning Techniques」で、脳波を用いたCNNによる感情分類に関する研究についてまとめました。
また、修士論文とは別にCNNのハイパーパラメータ最適化に関する論文を書いています。こちらは現在ジャーナルに投稿中で、プレプリント版をarxivで公開しています[論文] (年末時点で被引用数が4もついてて嬉しい)。
仕事の話
4月から社会人として働き始めました。仮配属ではデータ分析に関する部署に配属され、主に画像処理を用いた開発を行ったりました。また、取り組んだ分析業務について社内賞を頂くこともできました。本配属ではクラウドに関する業務を行っている部署に配属され、クラウドエンジニアとして働いています。
その他
今年はコロナが猛威を振るった1年でした。そのコロナの感染者数の予測について、ARIMAやSARIMAモデルを用いて行ってみた内容をまとめました。
また、会社で推奨されていたこともあり、日本ディープラーニング協会が実施しているG検定を受け、合格することができました。
それ以外では、connpassを通じて8つの勉強会に参加しました。一方、どの勉強会も視聴者としての参加で、発表者ではなかったので、登壇する機会も作っていきたいと思います。
終わりに
今年は大学院を修了して社会人として働き始めるという、身の回りの環境が大きく変わる年でした。しかし、その影響やコロナの影響もあり、あまりアウトプットを出せなかった1年だったと思います。来年はKaggleや統計検定に取り組むなどもう少しデータ分析・機械学習に関するアウトプットを増やしていきたいと思います。