セーターの備忘録

大学編入やIT関連の内容を記していく予定です

新卒入社した会社を退職しました

2020年に新卒で入社した会社を5月末で退職することになりました。 いわゆる退職エントリになります。 書くかどうか悩みましたが、数年後に振り返れるように、備忘録として残しておくことにしました。

自己紹介

セーター(@re_sweater)と申します。修士卒で新卒2年目になります。大学院では知能システムに関する研究室に所属し、脳波に対して深層学習を用いた研究や、深層学習のハイパーパラメータ最適化に関する研究を行っていました。大学院修了後も、機械学習に関する書籍を読んだりしてちょこちょこ学んでいます。

なぜ入社したのか

新卒で入社した会社は大手IT企業のグループ会社です。修士の頃に参加したデータ分析インターンシップがきっかけで縁ができました。就活ではデータサイエンスや機械学習を活用できる企業で働きたいと考え、そのようなことができる企業を何社か受けました。その中で、この会社であればデータ分析を用いた事業や自社サービスの機械学習を用いた自動化に関する業務に取り組めることを知り、入社することにしました。当時の就活については、以下にまとめています。

resweater.hatenablog.com

何をやってきたのか

新卒で入社後、研修期間を経てデータ分析事業を行っている部署に仮配属されました。ここでは論文を読んで実装したり、商談に同行したりなどいくつかの案件に取り組ませていただきました。メインで取り組んだ案件では、チームで社内賞を頂くこともできました。

本配属では自社サービスの構築・運用・改善といった業務を行っている部署に配属されました。こちらでも複数のタスクに取り組みましたが、中でも大きな案件の一つではこちらもチームで社内賞を頂くことができました。

なぜ転職するのか

転職を決めた大きな理由は、今の部署で経験を積んでいっても自分の望むキャリアを築くことができないと考えたためです。自分はこれまで学んできたデータ分析や機械学習に関する技術を生かせる業務に取り組み、広義的にはAIエンジニアとしてキャリアを築いていきたいと考えています。そのため、配属希望もそのようなキャリアを目指せる部署を志望しました。しかし、配属された部署ではSREに関するエンジニアとして成長していくことはできますが、その中にはデータ分析や機械学習に関する技術はほぼ含まれていません。そのため、この部署に居続けても自分の考えるキャリアは築けないと考えました。

もう一つの理由は、関心のある領域に挑戦したいと考えたためです。自分はこれまでの様々な経験から、「福祉」や「感性」に関連する領域に関心があります。これらの領域に対して機械学習を用いた事業などがあれば、ぜひ挑戦したいと考えており、今回その縁があったため、転職を決めました。

念のため書いておくと、会社がブラックだったとかそういうマイナスな側面は全くないです。扱っている技術はレベルが高く学べることが多くあり、年休取得や給与も新卒としては申し分ない程度に充実していました。それでも、どうしても自分の目指すキャリアとの不一致が出てきてしまったため、転職する形となりました。

転職活動

転職活動は、主に以下のようなステップで行いました。

  1. Wantedlyビズリーチに登録
  2. 関心のある企業をピックアップして優先順位をつける
  3. スカウトメールをもらった企業や自分から選考依頼を送った企業と面談・選考

Wantedlyでは関心のあった企業からもスカウトメールをいただけたりしてありがたかったです。結果的には4社の選考を受け、最も関心のあった企業から内定をいただけたので承諾しました。

次は何をするのか

次の職場では、医療・福祉領域でサービスを提供している企業で機械学習エンジニアとして働く予定です。関心のあった領域で、機械学習を使った仕事をさせていただけるということで、積極的に取り組み、貢献していきたいと思います。よろしくお願いいたします。