セーターの備忘録

大学編入やIT関連の内容を記していく予定です

聖蹟桜ヶ丘に思いを馳せる

聖蹟桜ヶ丘

名前の響きからとても好きだ。
この街を知るきっかけになったのは、自分のオタク人生に大きい影響を及ぼした『一週間フレンズ。』という作品のアニメ版の舞台になっているということからだった。
一週間フレンズ。』の作品の透明感は読んだり観た人にはわかると思うのでぜひ見てみてほしい。

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この作品のメインヒロインである藤宮さん役を演じているのがTrySail雨宮天さんで、その演技力から声優というものとTrySailというグループに興味を持つようになり、TrySail沼にずぶずぶと足を踏み入れていった。

それはともかくとして、この街を訪れたのは初めてだった。
たまたま遊ぶ予定の友人が遊んだ後に聖蹟桜ヶ丘で用事があるということで、この地を訪れることができた。
基本的に住宅街なので、よほど用事が無い限り来ることのない場所だ。

都心から京王線で向かうと聖蹟桜ヶ丘駅に着く少し手前で多摩川を渡るため、住宅街が続いていた車窓からの風景が一気に開けた景色に変わった。
その瞬間、「あ、この場所絶対自分に合っている場所だ」という確信があった。
車窓から下を多摩川、上の方には丘陵地帯の緑が広がっていて、地方の都市に来たかのような錯覚に陥った。

友人と遊び終わった後、ふらふらと街を散策すると、都心とは違う少し緩やかな時間が流れていた。
いろは坂を登りながら息を吸ったとき、木々の香りを含んだひんやりとした空気を感じ、都内であることを忘れることができた。

いろは坂を登ってくると、ドラマやアニメで使われてそうな住宅街を一望できる景色が広がった。
駅からそこまで離れていない距離でこれだけ高低差があるのは驚きを感じ、また登ってくる途中でも住宅が途切れない辺り、やはり都会の住宅街だなという印象。

坂の上からは住宅街を一望できる

ただ、坂の上に住むのであればやはりバスか車は必須だなとも思った。
行きの登りで疲れ果てて帰りはタクシーを使った。

フルリモート勤務をするようになるか、家庭を持つようになったら、このような自然を感じられて緩やかな時間が流れる街に住みたい。

この時期の駅はノスタルジーを感じやすい