セーターの備忘録

大学編入やIT関連の内容を記していく予定です

初めて国際学会に参加してきた話

先日,初めて国際学会に参加してきたのでそれについてまとめます.

学会について

参加した学会

今回はマレーシアのクチンで行われた SOMET2019 (THE 18TH INTERNATIONAL CONFERENCE ON INTELLIGENT SOFTWARE METHODOLOGIES, TOOLS, AND TECHNIQUES) に参加・発表してきました.
SOMETは名前の通り知能システムやそれに関連するソフトウェア,システムなどを対象とした学会です.例年は3日間の日程で行われますが,今年は2日間に短縮され,3日目はクルージングツアーが組まれていました.

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SOMET全般を通して

自分は学会というものに対する参加自体が初めてだったため,一つ一つがとても新鮮に感じました.
特にcoffee breakは様々な教授や学生と話すことができ,楽しく過ごすことができました.
また,keynote speakerのAIと5Gの今後に関する話や優秀な方々の発表は聞いてるだけで刺激を受けました.

自分の発表

自分はCNNを用いた脳波 (EEG) からの感情認識に関する研究を行っています.今回の学会では,"Emotion Recognition by Convolutional Neural Network Based on EEG-Images Plotting Time Series Data" というタイトルで発表してきました.
これは,EEGを一度時系列データとしてプロットして画像化し,その画像に対してCNNを用いて感情認識を行うというものです.

自分の発表は2日目の最終セッションでしたが,1日目に話した優秀な方から聞きに行くねと言われたりしてとても緊張しました……
また,学会が2日間に短縮された関係で発表時間も短縮させられたため,発表直前まで調整をし続けることになり大変でした.
実際の発表はすんなり話すことができました.しかし,質疑応答で難しい質問が飛んできた際,上手く英語で答えることができず,自分の力不足を感じました.

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クチンという町について

学会が行われたクチンはリゾート地区であったため,観光していて楽しかったです.特に毎晩川沿いで行われるウォーターショーは見ごたえがあり,町の活気を感じました.
また,3日目に行われたクルーズでは,ちょっと町の中心部から離れると見えてくるクチンに暮らす人達の生活が垣間見えて興味深かったです.

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まとめ

初めての学会でしたが多くの体験をし,刺激を受けることができました.
特に学会の質疑応答をはじめとして,いくつかの場面で自分の英語が上手く伝わらないことがあったので,研究を継続しつつ英語力も鍛えて,またどこかの学会でリベンジしたいと思いました.