セーターの備忘録

大学編入やIT関連の内容を記していく予定

理系の大学編入について1 4年制大学から4年制大学への編入

自分が某大学機械系学部から某大学情報系学部へ大学編入をしてから1年が経った。自分の経験を基にいくつかの記事に分けて記すので、大学編入を考えている人は参考にしてほしい。

なお、このブログで記す大学編入は4年制大学から4年制大学の理系学部への3年次編入を考えている人へ向けたものであり、また、大学編入は大学や学部学科によって大きく異なるため、記していることが当てはまらない場合もあることを留意してほしい。

 

4年制大学から4年制大学への編入はおススメしない

出鼻を挫くようなことを言ってしまって申し訳ない。

この記事ではあえてデメリットを中心に記すが、もう大学編入すると決めているからとやかく言われる筋合いはないという人は読み飛ばしてほしい。

なぜオススメしないかというと、

  • 編入試験勉強に拘束される
  • 編入後の単位修得が大変(留年する可能性がある)
  • 学部・学科も変える場合、編入後2年間で専攻内容の理解を深めることは難しい

の3点が挙げられる。それぞれについて、以下に詳しく記していく。

 

編入試験勉強に拘束される

理系の場合、特に国公立の大学編入試験は6~7月に行われることが多い。

順当に進級してきた人が3年次編入試験を受ける場合、大学2年生の初夏に試験を受けることになる。

この時期というのは、大学に入学して1年が経ち、生活にも慣れて自己実現に向けて専攻分野の勉強を進める人、アルバイトやサークルなど課外活動に精を出す人など、各々自分が取り組みたいことに対して最も自由に取り組める時期の一つである。

そんな時期に一人黙々と編入試験の受験勉強に取り組むのは精神的にも辛く、周りに流されて途中で諦めてしまう人も多い。

 

編入後の単位習得が大変

大学編入ではある程度前の大学の単位を振り替え認定してもらえることが多いが、上限がある。この上限は大学によって異なるが、自分の場合は編入前の大学で90単位近く取っていたが、認定されたのは65単位であった。

つまり、編入と同時に20単位以上失った形となった。

そのため、編入後は多くの講義を受ける必要があり、講義やゼミ、課題などをこなすだけでも非常に大変である。

 

また、振り替え認定に含まれなかった科目に必修科目が多くあった場合、編入後に受ける講義の中で同じコマに必修科目が重なる可能性がある。

そのような事態が4年次に起きた場合、片方の必修科目が取れないため強制的に留年となる。

 

学部・学科も変えた場合、編入後2年間で専攻分野の理解を深めることは難しい

学部や学科も変更した場合、本来4年間かけて学ぶ内容を2年間で学ぶことになるため、編入前からよほど編入先の分野について理解がない限り非常に苦労することになる。

特に理系の場合は卒業研究があるが、上記したように編入生は必要単位数が多く時間がないため、同学の人達以上に集中して取り組まなければ卒業研究を完成させることすら困難になりかねない。

 

大学編入にはメリットもある

ここまで散々脅しのようなことを述べてきたが、当然メリットも多くある。

例えば、

  • 大学が変わるため、周囲の環境や人間関係も一新される
  • 学部・学科を変えることが出来る
  • 学歴ロンダリング出来る

などが挙げられる。

なお、学歴ロンダリングに関しては様々な見方があるが、ここでは議論を避けさせていただく。

ただし、大学編入では志望理由書の提出が求められたり面接が行われることが多いが、この時までに編入先の大学で取り組みたい研究など明確な志望理由を用意しておかなければ編入試験の合格自体が難しくなる。

 

まとめ

あえてデメリットを中心に記したが、そのくらい大学編入では編入後にもリスクがあるということを理解しておいてほしい。

次以降の記事では自分が編入試験の勉強で用いたツールや参考書について述べていこうと考えている。